【会長挨拶】
この度、令和8年度北海道高等学校英語教育研究会会長を拝命いたしました、北海道札幌国際情報高等学校長 山内 章裕 です。平成25年度に教頭となって以来、これまで管理職の立場で本会の活動に携わって参りました。微力ではございますが、本会の運営および北海道の英語教育の推進に全力を尽くして参ります。皆様の御理解と御協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
【本会の歩みとワークショップの歴史】
本会は平成元年に設立され、その後、教員の「授業力」向上を目指すワークショップを計画・実施してきました。授業力を構成する要素として、「情熱」「生徒理解」「統率力」の3つの基盤に、「指導技術力」「教材開発力」「指導・評価計画作成力」を加えた「6つの要素」を提唱。平成19年8月10日には、北海道札幌丘珠高等学校にて「第1回高英研セミナー」を開催いたしました。コロナ禍による中止やオンライン開催といった紆余曲折を経ながらも、今年度、第19回目となるワークショップの開催を計画しております。
【AI時代における英語教育の価値と役割】
現在、高等学校の英語教育は、AIの台頭にともない「単に話せる・書ける」というスキルの習得から、「他者を理解し、自分の考えを深め、人間関係を豊かにする手段」へと、その本質的価値がシフトしています。さらに、令和7年6月に閣議決定された「地方創生2.0」でも、AIを活用した英語での地域魅力発信など、学校が「地域と世界をダイレクトにつなぐハブ」となる役割が期待されています。
【今年度の取り組みと方針】
北海道は、その広域性のため全道各地で学科や学校規模、教員の経験年数などが異なり、それぞれ多様な課題を抱えています。だからこそ、各地で活躍する本会の講師委員による「対面でのワークショップ」の開催は、課題解決に向けて大きな力を発揮するものと自負しております。
今年度の具体的な取り組みとして、本会役員(管理職)が各管内の英語教育研究会に赴き、地域の現状や声を直接お聞きするとともに、講師委員の皆様と連携しながら、全道の小規模校や初任段階の先生方とのネットワークづくりを推進してまいります。
【結びに】
会員の皆様には、本会の活動に改めて積極的なご参加をお願い申し上げます。「社会を生き、他者とつながるための道具としての英語」を身につけた高校生を育てるため、全道の先生方と一緒に一歩一歩進んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
令和8年6月17日
北海道高等学校英語教育研究会 会長 山 内 章 裕
(北海道札幌国際情報高等学校長)